仕事の愚痴

自動販売機の修理なんて仕事は、時としてテクニカルな仕事ではあるものの
案外アナログチックな仕事が多かったりする
結局、自販機を使う方にしてみれば、蛍光灯が切れたって故障なわけさ
蛍光灯が切れたからって、電気屋を呼ぶ
電気屋にしてみりゃ、迷惑な話だが、そう言うモンなんだ
ただ、呼び方には若干センスを求めたいというのが私の考え方
蛍光灯には長さある、当社自販機で言うと10,15,20,30,32,35wと各種ある
蛍光灯切れでも快く故障と言うことで伺おう、ならば・・・

何ワットが切れてるのか教えてくれ

もうね、楽な仕事だからさ、これだけは何とかなんないかなぁ・・・
もう一丁アナログな仕事
紙コップ式の自動販売機なんてのもある
横アリなんかでは在り得ない金額で売ってるのは知ってる人も多いでしょう
大きいカップとは言えあれを200円は在り得ないよ・・・
それはさて置き、この紙コップ自販機と言うのはなかなかにクワセモノ
『自動』なのは買い手にとってのもので在って、実際には人手がかなりかかる
人手といっても材料の補給だな、これが上手くいかないとどうにも自動にならない
で、自動販売機の中に水のタンクを抱えてるのもある
当然の事ながら人が汲んでやらねば水は切れる
まぁここまで書けば解るかな・・・そう水切れも故障で呼ばれるんだな
正味何処も悪くないって意味では上記の蛍光灯切れより性質が悪い
結局買う方からすれば買えなきゃみんな故障なんだよな
缶の自販機は品切れになればそこだけ売り切れが付くんだけど
カップ自販機は水切れになると当たり前だけど全部買えない
これは故障と判断されるわけだ・・・わけなんだけどね

修理屋じゃなくて納品業者呼べよ!

ってな
これもね、楽な仕事だよ、実際
考える必要ないんだから、水くみゃ良いんだもん
だけどさぁ・・・解ってもらえるかなぁこの愚痴りたくなる気持ち
不良社員なんて言ってますけどね、不良なりのスキルは在るんです
一端の技術屋気取りなんだけどなぁ・・・