ネタ - 『裏』黒鱒

・創期委員会〜妄想空想の世界

安『この報告書は何かね？』
斉『スフィアリーグ1stステージの結果報告書です』
保『そういう事を聴いているのではないのだよ！』
中『まぁ落ち着こう、で斉藤君、君はこの報告書の中で最後ベンチに居たとあるが、これはどういう事かな？』
安『君は自分が何の為に球蹴り部に居るか解っているのかね！』
斉『球蹴り部ではありません、Gatas Brilhantes H.P.です』
保『そういう事を聴いているのではないのだよ！』
飯『なぜあの場面で自らをコート内に残そうとしなかったのかと聴いています』
斉『あの場面で私が勝利に貢献できる可能性はゼロに等しく、居たとしてキックの順序は最後となるでしょう、ならば若い子等に任せるべきと判断しました』
安『解ってないようだね』
中『あの場面コート内に我々創期委員会から派遣されている君が居るか居ないかの重要性解っていないわけでは在るまい』
斉『解っています、しかしGatasの勝利の為には最重要ではないと判断しました』
安『それを解っていないというのだよ！』
飯『創期委員会としては新興勢力であるGatasにある程度の自由を約束する代わりに委員会の息の掛かった君を重用するように伝えてある』
中『君はその役割をわかった上で起用に応え客の罵声に耐えて試合に出ていたのではないのかね』
斉『Gatasの勝利の為に必要と考えたからの行動であります』
保『そういう事を聴いているのではないのだよ！』
安『君はまだ解っていないようだ、Gatasの勝利云々ではなく、勢力分布の話をしているのだよ』
飯『吉澤以下Gatasのメンバーが余りにも増長する様ならば君が身を挺して阻止しなければならない』
中『その為にはある程度朱に染まる事を容認するつもりではいたのだが、ここまでとはね』
安『君に代わる委員を送る余裕は現状無い、君やってもらう他無いのだ』
斉『任務は了解しております、ただ最優先は勝利する事によるGatasのハロプロの栄華の継続と考えた結果であります』
飯『そこは解っている様だが、やはり再教育が必要な時期かね、委員長』
中『そのようだ、斉藤君、君には来年年明け早々から再教育を行う、名目はミュージカルの稽古とでもしておけばよかろう』
安『柴田君も一緒に連れてくるように、彼女にはまたダミーになってもらう』
斉『……了解しました』