書籍大賞

(痼)久しく治らない病 ハロプロ書籍大賞06
今日までの投票のようです、表は締めちゃったのでこっちで

  • 1位 Pocket Gatas /講談社
    • ノーマークだった事が逆に大きな印象を受ける結果となった。凡そSalsにある写真に程近いものでありながらも、コンパクトな文庫サイズならではの見易さが一枚一枚の写真にあるGatasメンバーの良い表情を写し出していた様に感じる。また文章が殆ど無い事で写真によってのみ表現されるから、こちらで勝手にそれぞれの写真に対して表情を読む事が可能になる。Salsで見せられる100%の現実、それを踏まえた上での幾らかの空想を思わせる、それがこの小さい文庫サイズの中に詰っていた。


  • 2位 Sals5/講談社
    • Pocket Gatasに対成すものと捉えるが、本来はこっちが上にあって然るべき、この順位付けは私が文章を読むより写真だけ見る方が好きだから(楽だから)である。作品中に語られるGatasのリアルはGatasの物語を構築する上で重要な役割を負っている、その負った役割に見劣りしない内容が5作続いている事の素晴らしさを称えたい



上記2作を以って今年の書籍大賞への投稿とします。
以下は書籍に関する雑感
正直今年の写真集はどれもパッとしない
écruやOui, mon amourなどで見事な脱ぎっぷり(露出度の高い水着を肉感溢れる人が着るという意味でこの2作)
それ自体は評価に値するものの、果たして作品として見た時にどうなのかと
この辺は案外最近定番になっている付録DVDに問題がある様な気がしてならない
本来静止画で全てを表現するべきはずの写真集に動画が添えられる事の矛盾
その矛盾が静止画によって呼び起されるであろうはずのイマジネーションを全て浚ってしまっていはしないだろうか
DVDでの付録映像による写真集内容の補完は逆に写真集の写真集としての質を低下させてしまっている様に思えてならない