ウルトラマン

[rakuten:book:11838196:detail]
一流ホテルのコンシェルジュを描いた漫画
細かい内容は割愛
今週のコミックバンチに掲載の分
受験シーズンでホテルに篭って追い込みの2朗受験生
親にせっ突かれ、思う様に勉強も身に着かず行き詰って自殺を試みる
そこにヒーロー好きの力自慢コンシェルジュ*1
自分の大好きな『ミラクルマンタロー』*2のバッジを手に
『自分はウルトラマンだから変身して君を助けてあげる』と言いバッジをかざす
しかし、当たり前だが変身などしない
そこで彼は言う
ミラクルマンには人間の姿でどうにもならなくなった時にしか変身できない、だから今変身できないという事は、まだやれる事があるんだ』
とね
そしてそのバッジを受験生に託し、『君はまだやれる事がある』と諭す
まぁこの流れ自体は非常にベタな流れだが
この中に在るウルトラマンの変身に対する考え方、コレって凄く良い
ウルトラマンという強大な力に最初から頼るのではなく
まずは自分に出来る事を精一杯やった上でそれでも駄目な時に最後の手段としてウルトラマンが存在する
後が無い状況で出てくるからウルトラマンは絶対の存在な訳で
故に絶対負けてはいけない*3、例え街を破壊してでも怪獣を倒さなければならない
だから『最初から変身して戦えよ』とか言っちゃ駄目なのである

*1:この辺はマンガ読んでないと設定がわかり難い

*2:ウルトラマンタローのパロ

*3:何度か負けてるけどね