快勝?

YB7-13G
本当は?付かないはずだったんだけどね、林クンはあんなだから信頼して貰えないのである
さて、シーズン8本目の先頭打者HRを放った高橋選手
球宴前怪我で戦線を離れたが、球宴明け好調
今日じっくり打席の様子を見たが、今までには見られなかった揺らぎが打席で見られる
この『揺らぎ』ってやつは事の大小はあるが好打者と呼ばれる打者には必須の動き
高橋選手自身これまでもあったのだが、それは極少最低限の揺らぎであった
この揺らぎってのはバッティングにおける静動切り替えを円滑に行うためのつなぎの行動
時速100キロ以上で飛んでくるボールに対し、静止したバットを相応のスピードで振る
速度0のバットを瞬間的に100数十キロで振るのである
完全に静止した状態からでは実はこの行為はほぼ不可能なのである
そこで投手がボールを投げるタイミングに合わせ打者は揺らぐ事で円滑にバットを始動させるのである
高橋選手のように大きく足を上げるタイプの打者はこの揺らぎも大きい方が良いと言うのが大方の見解
そんな中高橋選手はここまで小さい独自の揺らぎで好成績を残しているのだから充分活目に値するのだが
そんな高橋選手が自らのスタイルを変えて更なる高見を目指している
天才と言うのはただ居るだけで天才ではないと言う事
常に進化する事を止めないのが真の天才なんだと痛感するのであります