知らぬが故

蒼き神話マルス 13 (少年マガジンコミックス)

蒼き神話マルス 13 (少年マガジンコミックス)

風のシルフィードの続編的に始ったこのマンガ
最大のポイントは作者が競馬を知らない事
また連載中に詳しくなろうと言う事をしなかった事*1
故に競馬の細かいルールが無茶苦茶になってる
また都合の良い時だけ難しい競馬法の隅の方を突付いたりする
風のシルフィードもかなり無茶な展開で終わったのだが
この続編で在るマルスもかなり無茶をした
個人的に最高に無茶苦茶だと思ったのは
作中にあるシルフィードの血族である白の一族と呼ばれる4頭
その馬達がそれぞれ海外遠征をする
フランス、アイルランド、イギリスの名だたるG1に挑戦し1頭の馬に敗れる
まぁその1頭ってのが物語り上重要な馬なのですが
言ったらその一頭に負けただけ、つまり2着なんですよね
凱旋門やらキングジョージで2着に負けて何か大惨敗したような絵がかれかたしてます
普通に考えれば凄く期待されていた馬が2着だったら喜びこそすれ悲しみはしないと思うけどね
最終的に失格になったけどディープインパクトの3着って評価高かったし
エルコンドルパサー凱旋門2着も評価は高かった
『1着以外は全部負け』とよく言われる世界ではある
でも、実際2着って価値は存在するし、違和感は感じてしまうんですよね

*1:実際どうかは解らない