機動戦艦ナデシコ

前から買おうと思ってはいたんだけど、4.5万円と言う値段に二の足を踏んでいたナデシコDVD-BOX
先日思い切ってアマゾンで買った

機動戦艦ナデシコ Premier complete DVD-BOX

機動戦艦ナデシコ Premier complete DVD-BOX

リアルタイム放送当時は仕事の都合上見られる時間に帰宅できなかったし
当時このアニメを見るに至らしめるだけの情報を得る事もなかったので
後日、ゲーム『スーパーロボット大戦』でその存在を知り
ビデオで一通り見る事となった。
つまり内容は1,2回通しで見ている、劇場版に限ればCSでの放送があったのでそれを繰り返し結構見てる
個人的には類は違うけれど、同時期放送のヱヴァよりナデシコの方が女の子の好みが合うのだ


以下、内容に触れるので、念の為畳む事にします。


今回DVDで通しで見るに当たって注目したのは作品中にあるコンピュータのインターフェイスであるIFS(イメージフィードバックシステム)
詳しくはウィキベディアさんで見てください*1
その詳しいシステムはさて置き、面白いのはイメージを伝達する事によって誰にでも簡単に操作ができると言う事
作品中ではその機構の要たるナノマシンへの倫理的抵抗から主に戦闘機等のパイロット用のモノとして扱われていますが
コンピューターへのインターフェイスとしても優れた機能である事は容易に理解できる
作品中でホシノルリやマキビハリが10歳そこそこで自在にコンピュータを操り軍事的作戦行動をオペレートする
当然、特殊な環境と教育を受けたと言う設定にはなっているが
それを引いてもPCの可能性を大きく広げる可能性を魅せてくれているのである
時代背景は違うけれど、赤木リツコ伊吹マヤのキータッチは熟達した技でしかない
それはそれで魅力的なものだが、それとは違うコンピュータの可能性を感じる


と、そんなのは昨今聴いている電脳空間で時々出てくる『キーボードとマウスを何時まで使うのか』に対する私なりの考え
それをアニメと言う環境ではあるが具象化してくれてるのがナデシコなのである


折角なのでアニメの内容的なモノのレビューもやっとこう
全体的にコミカルに仕上がっているSFアニメーション
ただ全体の中にあるストーリーの本質は結構シリアスなものだったりする
いろんな制作上の都合で解ききれてない謎がいくつも残ってしまうと言う結末は残念だが
あれだけ多彩な女の子が登場しつつもどっぷりなエロはなく
健康的な可愛らしさが随所に散りばめられていてとても見栄えが良い
機動戦艦と言うタイトルにはなっているが、飽くまでも主人公は人
ガンダムに見られるような戦闘主体のロボットモノではない
まぁ人、キャラを優先した為にキャラが多過ぎて捌ききれなくなったと言う反面もある
個人的には断然ユリカファンなのですが、劇場版で成長したルリも捨てがたい
同じモテモテ君でも伊藤誠に抱いたような殺意はテンカワアキトには感じない、彼は良い奴だ