YM

某女史の事ではない
ヤッターマンの映画を観て来たよ
一応ネタバレしたく無い人は回避の方向で


ウッカリWBCの日程を忘れてて昨日のレイトで席を取ってしまう
1000円だし捨てようかと思ったのだが
勿体無いのでギリギリまで野球を見て開始直前に飛び込んだ
ディズニーランドと併設のイクスピアリの映画館なので2030開始でも
2010まで家で観て、移動10分間は車で、予告編が始まるころまでロビーでラジオ
まぁそこまでするくらいだったら1000円捨てろよと思わなくも無いのだが
締める所締めて使う所使って行きたい今日この頃なのです


このくらいでネタバレ改行は問題ないかな
一応折畳んでおこう


売店でパンフレットが売り切れ
7日公開で土日挟んでの興行3日
丁度一番品薄になる日だった事も在ったんだろうけど
出足は好調って事なのかもな


基本的な話の流れはアニメと同じ
インチキ商売で金を稼いでメカを作ってドクロストーンを探しに行く
それをヤッターマンが察知して追いかけて阻止
ただ映画オリジナルの部分を上手く取り入れられなかった感じは否めない
正直阿部サダヲは邪魔だった


昔のヤッターマンを見てた世代は変に穿った観方をしなければ普通に楽しめると思う
若干話の造りが雑な所も在るがそれは映画と言う時間の規制を考えれば仕方ない
アニメ、特に旧作に強い印象を持っている世代はヤッターマンは兎も角
ドロンボー一味特にドロンジョの風体とか声の質に違和感を覚えるかも知れない
深田恭子はいくつになっても可愛い、ただドロンジョとしては声が太過ぎる
後やっぱりコスチュームがヘソ出しじゃないのは残念だったな
ボヤッキーとトンズラはほぼ忠実に原作をトレースしてたように見えた
俳優としての格を考えれば、ケンコバは頑張ったと思う


ヤッターワンからヤッターキングへの流れを詰め込んだのは時間的な問題を考えると
少し無茶をした感じはあったけど、全体の中に在ってこの流れを重要と考えた事は悪くない
ただもうちょっとカラーリングを原作っぽくしても良かった気はする
ヤッターワンの赤基調然りキングのアルミボディ然り
キングのアルミボディは何かカッコ良いけどワンの赤ボディはちょっと変だ


中盤でドロンボーのアニメの声をやってた人等が出てくるとか
所々に旧作やタツノコプロの関係作品や人が出てる
そこを気にして観ても本編に差障りがない程度に上手に出演していた


まとめ
アニメの実写版ってのは昔はギャグにしかならなかった
それはアニメならではのギミックはどうやっても実写では再現しようがなかったから
それを無理にやればかっこ良かったハズのものもギャグになる
それが現代のCG技術によって
極端な話登場人物が実写と言うだけど他のあらゆる物をCGで作る事ができてしまう
つまりアフレコの要らないアニメみたいな事が可能になっちゃう
そういう状況にあってシッカリとアニメ版の原形を保ちつつ
新しいヤッターマンが観られたと思っている
上記にもある様にアニメ版を見ているほどにツッコミ処はある
ただそれを補って余り在る完成度の高い作品でした


映画館を出て、WBCの結果を見て落ち込んだ事は言うまでもない