KEM

K(急に)E(映画を)M(見に行く事になった)
レッドクリフ2と鴨川ホルモーを見てきた
(以下、微妙にネタバレ)




レッドクリフ
映像は素晴らしいと思う
三国志の映画って始めて見たけど、どうしても答えを知ってるクイズを見てる感じになる
赤壁の戦いと言えば、三国志の中に在って最大の戦い
私見だが、三国志の中の名のある戦いは多く存在するけれど
赤壁の戦いを頂点に、それ以降は各国の力は勝っても負けても減って行った
結局、あの戦いが最大の戦いであるのは、あの時点で所謂三国が一番力を出しきれる状況だった
だからこそのの最大の戦いで在ったんだと思う


でだ、そこで三国の長が死なない事は私程度の三国志知識でも知ってる事
ラストシーン、曹操周喩が切っ先を付き合わせ、孫権が弓を曹操に向ける
何も知らなければハラハラする所だけど、三人とも死なないの知ってるモン
当然結果に結びつける為の経緯の演出って在る
けれども、生き死にの戦いを描くに当たって、その生死が判った状態での経緯の演出
これはどうしたって緊張感に欠けてしまうんです


後はまぁこれも個人的見解ですけど
死に方が綺麗過ぎますかね
ランボーみたいにやれってんじゃないけれど
剣で切りかかって、胴を薙いだだけじゃ人は早々死なない
ワンシーンだけ腕をぶった切るシーンは在ったけど、首が飛ぶシーンは無かった
映像は素晴らしいと書いたけれど、飽くまでも引きの映像の話
壮大な光景は見事に映されていたけれど
『戦』としての映像はちょっと微妙だったかもなぁ



鴨川ホルモー
全く予備知識無し、同行者の好みで見た感じ
全く荒唐無稽な話、あれをあそこまで真剣に作れるって素晴らしい
ただ、京都の四方大学だったらあんな事やってるかもな
と、なんか思ってしまう古都ならではのナンセンスギャグが感じられました