もしドラ

月〜金5回を2週で全10回の放送が終わったわけだが
正直、後半話題になってた作画の事は別にどうでも良い、昨今のアニメ大なり小なりあの辺の狂いはあるもんだ
問題なのは『野球』の表現方法というか、本当のところ野球知ってる人が作った話なのか疑わしい
その代表例が先日も書いたイノベーションと称して行われる『ノーバント、ノーボール作戦』
更には快速ランナーを代走に出しての数えリード、守備中のスタンド大合唱、女子マネベンチから守備中の選手に『頑張れ!』、ショートフライでショートこけたらレフト猛ダッシュでバックアップ
まぁ最後のはアニメの作画の問題でうまく描いてれば誤魔化せたと思うけどな
全部イノベーションだって言ってしまえばそれでまとまりつくとでも?
球馬鹿にすんな、野球におけるイノベーションの難しさって野球の歴史の深さと熟練度によると思う
歴史って言っても100年を前後する程度、そんなに深いもんじゃないのかもしれないけれど
それでも野球の常識をぶっ壊すのは大変な事、ドラッカー読んだくらいで出来ることじゃないし
特段熱心でもなかった社会科の先生が思い付きで出来る事じゃない
ましてや思いついたどう見ても利に適わない作戦を1年に満たない習熟度で東京代表になるってお話として出来過ぎ
全く現実味が無い、作者は『dreams』でも読んで野球の常識外ってのを学んで出直して欲しい
ドラッカーのマネジメントの解説本としては優秀だったので売れたのかもしれないが
野球のマネジメント本として優秀だったとは到底思えない
Dreams(56) (講談社コミックス)

Dreams(56) (講談社コミックス)