勝利と浪漫 #giants

F2-4G
8回裏1アウト2塁で3番坂本、2B0Sになった時点で敬遠気味に2球外して坂本は歩かされる
去年に比べれば数字上下回っているとは言え、ここまで要所での打撃に陰りはない
更には終盤1点差で3番を敬遠しての4番である自分との勝負
ここで燃えない4番などいないわけで、もっと言えば阿部はチームのいろんなものを背負った四番
各球団いろんなタイプの四番はいるけれど、阿部ほどチームを背負わされた四番はいないだろう
そういう人に左対左ってだけで坂本と天秤に掛けるってのは無いだろ
塁を埋めてゲッツー狙いと言うのもない事は無かろうが、この場面ではリスキーすぎた
そう言う状況で完全にバッター集中してるのを見透かすように重盗
ただこれは阿部との勝負を避ける理由を作った結果な訳で、正直何してんだろうって思った
ところがFバッテリー及び首脳陣は勝負を選択、結果はほんの少しだけ甘く入ったインコースを完璧に打たれての逆転弾
インコースを攻める必要性はあったと思う、それでも1塁は空いてるわけで最悪歩かせても良いって配球で良かった筈
前の試合の小笠原もそうだったが、インコースを攻める必要はあってもHRは絶対駄目な場面でストライクコースに投げちゃ駄目だろ
私は完全にベンチの指示ミスだと思う、阿部を抑えることによる士気の向上を狙う浪漫は良いが
そのリスクの高さを考えるならリスク回避の手段の指示もあってしかるべきだった
その辺がないままただ浪漫だけを求めてバッテリーに丸投げした結果じゃなかろうか
栗山監督は知将のイメージが強い一方で、甲子園取材の様子で見るような情熱家の一面もある
今はそれが裏目に出てるっぽいな、まぁお陰で助かってますけどね
正味この2試合連敗しててもおかしくなかったもんなぁ