ファーストの守備力の重要性

今期Gのファーストは基本的には小笠原である
村田の加入で彼が余程の不振や怪我でもしない限り小笠原のサードはもう無いだろう
その小笠原にしても元は捕手だったがそれほど特出した捕手としての能力は無く
打撃のセンスを生かすためのファーストに回って活躍するようになった選手
Gに来てサードもやるようになっていたが、持ち前のセンスでこなすので粗は出ないのだが
ジックリ構えるファーストの方が向いている
と言う事で、現状本職のファーストってGには居ない
ってか他の球団を見回してみても、ファーストの守備に長けた選手って居ない
殆どが打撃重視で他の守備はちょっと劣る選手が守るポジションになっている
守備の指標になるであろうゴールデングラブ賞のファースト部門を見ると
殆どが打撃成績で選ばれたような選手が並ぶ、2004年にD渡辺選手の様に守備の人が選ばれているが
あの時は守備要員である渡辺選手が選ばれるほどファーストの候補が居なかったと言える
現在の左の好打者の増加傾向、ボールの変化による右打者の右打ちの有効性の向上
そう言う事を考えると以前のサードの別名たるホットコーナーの名称は今やファーストにも当てはまると言えなくも無い
そう言う状況下で各球団なぜかファーストをとりあえずの守備のように扱う
特に我がGではそれが顕著で昨日も明らかに不慣れな亀井のファースト守備による失策が記録された
もう少しファーストと言う守備位置の重要性を考え直す必要があるのではないだろうか