小説版めだかボックス(上、下)〜めだかである必要があったかどうか
小説版めだかボックス (上) 久々原滅私の腑抜けた君臨または啝ノ浦さなぎの足蹴による投票 (JUMP jBOOKS)
- 作者: 西尾維新,暁月あきら
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/05/02
- メディア: 新書
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小説版めだかボックス (下) えぶり理知戯のおしとやかな面従または椋枝閾の杯盤狼藉マニフェスト (JUMP jBOOKS)
- 作者: 西尾維新,暁月あきら
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/06/04
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と思いきや、ブレこそないが果たしてコレはめだかボックスなのかと言う作品だった
要約すればめだかが生徒会長になる前の入学から1ヶ月程度の話
時系列上めだかの完成は発現前だし、そもそもそのスキルと言う概念を知らない人達の話
変わった生徒の多い学校の変わった教師の話
めだかボックスの世界観を幾らか垣間見せつつも
個人的には感じたのは西尾維新が描きたかった変わった人の話だったように見える
西尾作品のファンは結構すんなり読めるだろうが
めだかボックスが好きで小説版もと手にした人にはどう写るのだろうか
アニメ版のモッサリ話が進まない状況より気になるところだ