間の調整 #giants #巨人

D5-1G
某新球団の監督を1年で首切られた解説者に寄れば沢村と吉見を比較してコントロールの正確さの差が明暗を分けたとか
まぁその解説に不備は無いだろう、確かに吉見のコントロールは抜群だったし沢村のコントロールは悪かった
ただそこは比較しても仕方が無いだろう、繊細なコントロールを身上に今の地位を築いた吉見
対し球威に物を言わせて圧倒する事で捻じ伏せて新人王を獲得しそれを突き詰めようと挑んだ2年目をもがく沢村
沢村は球威を突き詰めるのではなくその球威を持ったままコントロールを身につけるべきだった
と評するなら兎も角、現時点での出来を持って比較しても仕方の無い事です
野球解説は如何に結果論をさも予想通りかのように喋るのが仕事とは言え、G贔屓で聴くにはちょっと耳障りな解説でした
さて、そんな解説への愚痴はさて置き、沢村に関しては変に間を早めたのが良くなかったんじゃないだろうか
テンポと球数の多さを指摘され、恐らく阿部との相談の上で意識的に投球間隔を早め、ストライク先行の投球をしたんだろう
結果的に、彼独特の間が無くなりある意味普通の球威が少しあるコントロールのアバウトな投手になってしまった
打たれた打球を見れば解る通り球威で圧しているが単調なので相手を崩していない
故にフルスイングされちょうど内野の頭を越えるような打球をポンポン打たれてしまう
もう少し間に関しては野手が見守ってやるべきだろう
独特の間から放られるアバウトなコントロールでの球威のあるボール、これが沢村の今シーズンの在り方だろう
この先どうすべきかはまた来期考えれば良い