WBC初戦

JPN5-3B
辛勝って感じでしょう
日系人が多く所属しているので要注意とは言われていましたが
正直普通にやれば負ける相手じゃないとタカを括っていました
日本の先発は田中、練習試合同様に立ち上がりの不安を突かれアッサリ失点*1
球数制限を考えると後半の復調は待っていられないわけで早々にスイッチ
続いて杉内が登板、苦手の立ち上がりは無難に抑えるが
本来なら振り回す打者を軽く手玉に取る処がアウトにはしたがカチンと当てられる
そんな聊かの不安からの次の回アッサリ失点、結局2回で41球も投げてしまって2回で降板
替わって攝津が当番、ここまで3人が全部昨季先発で二桁勝ってる所謂先発投手
摂津は中継ぎが長かった事もあってのここでの起用、でもやはり何かフワッとした感じ
先発として試合を作る中でだったらあのブラジルの3番を仕留める必要はあったが
動転で圧され気味の展開の中で勝負する必要は無かった、結果打たれ一時逆転を許す
8回の猛攻で逆転、見事な繋ぐ打線だったけれど、そこまでの拙攻を思うと8回の連打だけを取り上げて褒める事もし難い
8回裏、能見が登板
前三人の継投はなんとなく理解できる、杉内はセカンド先発、摂津はロングリリーフ
先発組からの転用で説明は効くのだが、能見の意味がちょっと解らない
結果だけ見ればキッチリ三人で抑えてるしキーマンの3番も唯一抑えている
だけど勝ち越した8回に先発組を起用する必要ってあったのか?
今村、山口、森福と球界屈指のセットアッパー揃ってるじゃんか
クローザーが先発転用の牧田になった事は完全に選抜ミスによる皺寄せ
しかしセットアッパーはその分キチッとそろえた筈、なのに能見だった事は幾らか疑問だ
極めて前向きに考えれば8回の代打攻勢を以って采配的中!として歓喜する所だろうけれど
他の采配面でなんだか疑問が多い、今日の中国戦も手放しで楽観は出来ない

*1:エラーのランナーなので自責点ではない